税務調査で目をつけられやすい軽油税
木曜日, 1月 28th, 2010税務調査において軽油税のところをよく調査されるといいますが、それはなぜなのでしょうか。
例えば車の話しになりますが、ディーゼル車の場合、当然入れるのはガソリンではなくて軽油。車の燃料である軽油を入れた際に、明細には「軽油の単価」と「軽油税の単価」が別になっていることは分かるかと思います。軽油税というのは、消費税が“非課税”になって入るからですね。
これがガソリンとなると、単価の中に「ガソリン税」というものが含まれていて、その上に消費税がかけられる扱いになっています。ガソリンと軽油の違いというのは一体何でしょうか。
違いは何か・・・ということで言うと、ガソリン税は国税であり、軽油税は地方税というところですね。
石油にかけられているという税金を総称して「石油諸税」といいますが、現在7種類もの税金がか買っているのです。まず、元となっている原油。石油製品を輸入した段階で「石油税」と「関税」という2種類の税金がかけられていて、更に製品の段階で、ガソリンの場合には「ガソリン税」がかけられています。このガソリン税というのは揮発原油+地方道路税が含まれています。
そして軽油の場合は「軽油引取税」という税が課せられていますよね。そして、ガソリン税を納める対象は私達消費者ではなく「製造業者」。なので、ガソリンを作る時にかかってくる費用として原価に組み込まれる為に、価格に上乗せされることになっているので消費税もつくことになっているんですね。
でも、この軽油をつくる時というのはこういった税金はかからない為、販売する事に対して地方税(軽油税)がかかっているということになります。そして気になる軽油税の納税対象者というのは実は消費者。なので軽油税には消費税がかかっていないということなんですね。
税務調査の際に目がつけられやすいというのは、こういったところからだと思います。税務に関することは非常に複雑で難しい問題ですが、税務調査の際にこういったところをキチンとしていけば、次回からの税務調査の時の印象も非常にいいものになるかと思います。もちろん税務調査だけに対してじゃなく、確定申告などもしっかりと行っていかないといけないですけどね。